マザーシップ コミュニティ・スペース 大滝正明の木工デザイン・ワークショップ 「名作椅子に学ぶ家具デザインの哲学」
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大滝正明の木工デザイン・ワークショップ

「名作椅子に学ぶ家具デザインの哲学」



大滝正明の木工デザイン・ワークショップは
実際に自分の手を動かすことで、木工デザイン/家具デザインの
奥深さを体感していただける講座です。



今回のテーマは「椅子」です。

手工具を使い、名作椅子の1/5ミニチュア模型をつくってみることで
デザイナーがその作品に込めたデザイン哲学を
皆様お一人お一人が、それぞれの感性でキャッチしてみてください。

そして、模型づくりのプロセスで感じとった「何か」を
ご自身のデザイン/製作活動に活かしていっていただければと思います。



レッド&ブルーチェアのミニチュア模型 プライチェアのミニチュア模型


講座内容

カリキュラム進行
<1>1/5の三図面を読む
<2>1/1パーツ図を描く
<3>1/5の三図面を描く
<4>1/5の立体図をつくる
<5>1/5のパーツ材をつくる
<6>手工具の使い方
<7>1/5のパーツ材を組む
<8>仕上げ、完成

●椅子の三面図の読み方、画き方を学ぶ。
 「図面」を読み、画くことは、モノをつくるうえで大事なプロセスの一つです。

●三面図をもとに、1/5サイズのミニチュア模型をつくる。
 図面を立体化することではじめて見えてくることがあります。
 模型づくりのプロセスは実に楽しいものです。

●手工具を使って、モノづくりの基本を再確認する。
 1/5模型の材料には主にヒノキ材を使用します。
 材料を加工するうえでは、のこぎりや鉋(かんな)などの手工具を用います。
 各パーツのジョイント方法なども手工具を使うことを通じて学んでいきましょう。

●名作椅子に込められたデザイン哲学を感じとる。
 上記の作業を通じて、名作椅子のデザイナーがどのような思考、感性を働かせてその作品を
 つくっていったかを感じとってみましょう。

●名作から学んだことを自分のデザインワークに活かす。
 今回の講座を通じて、手を動かしながら感じとったことを、
 ご自身のオリジナルデザイン/製作にぜひ活かしてください。


今回は、以下の3つの名作椅子をとりあげます。

1. レッド&ブルーチェア
  G・トーマス・リートフェルト作  
  1918年発表/オランダ

  20世紀初頭にオランダを中心に生まれたデザインの運動体「デ・スティル」。
  芸術を急進的に革新することを目標に、
  垂直と水平を強調する等の試みがジャンル横断的に行われた。
  この椅子作品もそうした動きの中から発表されたもの。
  ブナ材/フレーム(黒、黄)、背(赤)、座(青)

  大滝先生の「レッド&ブルーチェア」への思い
  「椅子の構造とデザイン、人間工学を学ぶには最適の見本だと思います。
  私も家具づくりをはじめた頃、この作品から多くのことを学びました。
  我が家にこの椅子があって、子供がよく遊んでいたので、いまでも愛着を感じる一品です。」


2. プライチェア
  ジャスパー・モリソン作
  1989年発表/イギリス

  文字通り、合板(プライ)でつくられた椅子。
  成型による合板ではなく、薄い合板の弾性を活かしたデザイン構造で注目された。
  合板/ナチュラル仕上げ

  大滝先生の「プライチェア」への思い
  「以前にこの椅子のデザイナーのジャスパー・モリソンと一緒に仕事をしました。
  とてもシャイですが、誠実でいい男です。そんな人柄がこの椅子のデザインにも
  あらわれているように思います。合板を素材にした椅子づくりは、木工ビギナーには
  特におすすめです。この作品から合板の特質を学ぶことができます。」


3. Yチェア
  ハンス・J・ウェグナー作
  1951年発表/デンマーク

  日本人にとって最もなじみ深いウェグナーの代表作。
  このデザインのルーツは、中国の明時代の椅子にあることはよく知られている。
  背のかたちから「Yチェア」の名がある。
  ブナ材/ペーパーコート張り、ナチュラル仕上げ

  大滝先生の「Yチェア」への思い
  「一般の人のみならず、世界中のクラフトマンが絶賛する名作です。
  本格的な椅子づくりを目標としている方には良い見本だと思います。私もこの椅子
  が好きで、自宅にもありますが、座るだけでなく、ながめたり、さわったりすることで
  ますますその良さが感じられる、実に美しい作品だと思います。」



●おおたきデザイン工房代表
 大滝正明(おおたき まさはる)先生のプロフィール


1947年 静岡県清水市生まれ
武蔵野美術大学商業デザイン科卒
宮大工だった父の仕事とは別の方向を模索して、商業デザインを学び、
グラフィックデザイナーとして活動後、静岡県工業試験場工芸部の技師に転身。
地場産業としての家具のデザインの巡回指導を通じて、
十年間におよぶ家具職人さんたちとのかかわりの後、工房を開き、独立。
産地振興ダイナミクス事業でジャスパー・モリソン氏らの
デザインワークをフォローするなど、産地からの情報発信の活性化に尽力。
また、「漆古竹の花うつわ」などの展示会で和の素材を用いた作品も毎年発表している。
現在、女子美術大学講師、静岡県技術アドバイザー。
「くみたち家具」と題する金具を使わず、楔(くさび)によって組み立てる栗の家具のシリーズは、その端正なたたずまいから、工房の定番品として愛用者多数。
『木の贈りもの』(文化出版局刊)では流木作品も紹介されている。
http://www.ootaki.com/

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